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rand
関数を使用すれば、一定範囲の数値をランダムに取得することができます。
これを配列と組み合わせれば、アクセスするたびに表示内容が変わるページを作成することができます。
アクセスするたびに表示内容が変わるページは、以下のようになります。今回は「大吉」「中吉」「小吉」「吉」「末吉」「凶」「大凶」のいずれかがランダムに表示されるようにしています。
<html>
<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=utf-8" />
<title>ランダムメッセージ</title>
</head>
<body>
<p>今日のあなたの運勢は「<?php
$fortune = array(
"大吉",
"中吉",
"小吉",
"吉",
"末吉",
"凶",
"大凶"
);
$count = count($fortune);
$random = rand(0, $count - 1);
echo $fortune[$random];
?>」です。</p>
</body>
</html>
まず最初に、配列 $fortune
に「大吉」「中吉」といったメッセージを代入しています。
次に count($fortune)
として配列の要素数を取得しています。上のコードの場合は $count
に 7
という数値が格納されます。
PHPではランダムな数値を取得したければ rand
関数を使用します。使い方は以下のとおりです。
rand(最小値, 最大値)
例えば
<?php
echo rand(2, 7)
?>
と書けば、2~7の数値がランダムで表示されます。今回の場合は、$random
に0~6の数値がランダムに格納されます。
後は $fortune[$random]
と書けば、$random
が 0
のときは $fortune[0]
、$random
が 4
のときは $fortune[4]
、$random
が 6
のときは $fortune[6]
となります。
つまり、「大吉」や「末吉」「大凶」といったメッセージが echo
によって表示されます。
この仕組みを利用すれば、例えば「広告バナーをランダムに表示させる」といったページを作成することもできます。