MySQLの基礎

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データベースとは

データベースはその名のとおり、アプリケーションやユーザーによって共有するデータの集合体や、その管理システムのことです。

データベースを使用すれば、専用の命令を使用して高速にデータを検索したり登録したりする事ができるようになります。データベースを使用せずに自分でデータを管理するプログラムを作成する事も可能ではありますが、使用したほうが楽にプログラム開発を行うことができるというメリットもあります。

データベースとは

データベースは仕組みによっていくつかのタイプに分類されますが、MySQLをはじめとした、現在多く利用されているのはリレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)です。リレーショナルデータベースは、データの集まりを表の形で表現します。(Microsoft Excel のようなイメージです。)

MySQLとは

MySQLは「高速性と堅牢性」を追求した、フリーウェアのデータベースです。処理速度を最重要視して開発が進められたため、処理速度は商用データベースにも劣らないほどになっています。
無償でしかも商用に利用できるということで、世界中で利用されているデータベースです。

以下はMySQLにデータベース管理ツールからアクセスした際のスクリーンショットです。(表示されている名前と電話番号は適当なデータです。)

MySQLとは

データベースの基本的な用語

RDBMSは基本的に Microsoft Excel と同じような表形式でデータを管理しているため、Excelを例に挙げてデータベースの用語を解説します。

データベース
エクセルではファイルにあたります。データベースは複数作成することができます。
テーブル(表)
エクセルではシートにあたります。データベースの中に複数のテーブルを作成することができます。
レコード(行・ロウ)
エクセルでは横の行にあたります。
フィールド(列・項目・カラム)
エクセルでは縦の列にあたります。

以下はExcelで連絡先を管理している例です。データベース管理ツールからアクセスした際のスクリーンショットと似た形式になっています。(表示されている名前と電話番号は適当なデータです。)

データベースの基本的な用語